連作障害

連作とは、同一の作場で同一の作物を毎度繰り返し栽培すること。

連作をすることにより、作物の生育が悪くなり、収穫が減少することを連作障害という。

■病気によるもの　フザリウム、リゾクトニア、バーティシリウムなど糸状菌の寄生によるほか、細菌、ウイルスの寄生が原因になっている。
■害虫によるもの　土壌線虫その他害虫による。
■塩類濃度障害　特定の肥料成分のみが作物に吸収され、残った肥料分による。
■微量要素欠乏　カルシウム、ホウ素、マグネシウムなどの欠乏

１．土壌の保水性・通気性・保肥性を高め、酸素を十分供給すると共に土壌を団粒構造にします。　　

２．有益な細菌類が豊富で、土壌中の微生物の活動を活発にし、地温を上昇させる働きがあります。

３．耐寒性や病害虫に対する抵抗力を高め、土壌を弱アルカリに保持し、連作障害を克服します。

４．微量成分が豊富なため、作物を強く丈夫にします。

５．連作の達人には、アミノ酸・核酸・ビタミン等が豊富に含まれており、作物の日持ちが良くなり味や色つやが段違いに高まります。

家庭菜園の場合
１坪あたり1/2袋
が適量です

ホウレンソウの
使用例

使用していない状況

使用したときの状況

連作を解消してくれる堆肥　連作の達人

花の場合

連作間隔	種　類　名
連作間隔	春の花	夏の花	秋冬の花
１年休	キンセンカガザニアナスタチューム、ムルチコーレノースポールシレネ、ナデシコ類ﾘﾋﾞﾝｸﾞｽﾄｰﾝﾃﾞｰｼﾞｰロベリアムスカリ	アゲラタムアサガオオシロイバナガザニアクレオメヒマワリペチュニア	黄花コスモスシロタエギク
１～２年	ポピーアネモネキンギョソウスイトピーストックデージーマーガレットミムラスヤグルマソウ、ラークスパーリナリアワスレナグサ	インパチエンスコスモスコリウスポーチュラカホウセンカマツバボタンルドベキア	ハボタン
２年	ポピーアネモネキンギョソウスイトピーストックデージーマーガレットミムラスヤグルマソウ、ラークスパーリナリアワスレナグサ	ケイトウストケシアセンニチコウトレニアベゴニア	クッションマム
３年	アリウム	アスターサルビアニチニチソウ

野菜の場合

連作間隔	種　類　名
１年休	そら豆、レタス、きゃべつ、かぶ、コカブ、ブロッコリー、小松菜、ニンニク、カボチャ、春菊、ニンジン、さつまいも、トウモロコシ、オクラ
１～２年	ニラ、レタス、セロリ、イチゴ
２年	ほうれん草、ハクサイ、じゃがいも、ネギ、タマネギ
３年	いんげん、トマト、きゅうり、ピーマン
４～５年	サトイモ、トマト、ピーマン、トウガラシ、メロン、エンドウ、すいか、ナス
６～７年	ゴボウ

■地面に植える（畑）場合
１坪に１／２袋程度畑に施し、10cm程度地下までかき混ぜてください。

■プランターなどの場合
古い培養土を半分程度残し、残り半分に連作の達人を施し、古い培養土をよく解し、混ぜ合わせます。